2009年09月05日
冷製と情熱のアイダ。
風が気持ちいい時間になりました。
今はドライブにはもってこいの季節ですね。
そんな僕は今は百人一首に夢中です。
学生の頃はほぼ覚えていたんですけどね…
老化は僕の脳の記憶を30首くらいまでにしてました。
今、必死に昔の勘を取り戻しています。
さて、最近は暑さのせいで若干、
食欲が減退していたこともあり
ケンちゃんが作るおススメ料理も
夏バテ仕様になっております。
たとえば、パスタなら冷製にしてみたり、
スープパスタにしてみたり。
↑これはエビとオクラの和風クリームパスタ。
通常よりも汁気とネバネバが強く、
さらにかぼすを絞ることで香りも豊か。
食欲が湧いてくる逸品です。
↑つづいてコチラ。
鳥の甘辛あんかけ、香味揚げ~情熱風。
言うならば、中華料理のユーリンチみたいなものです。
生姜とネギとごま油であげてあるので
香りがたまりません。
ガッツリと食べれちゃいます。
さて、本日は土曜日です。
大型連休に向けて、
お客様の足と財布はきつく締められていようですが…
ほんのひと時の休息を
color でいかがでしょうか?
Posted by コウダイ at
16:49
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2009年09月05日
マドンナ~短編
それは突然のことだった。
いつも飲みに来てくれる美容師のAさん。
今日は彼女が知り合いを連れてきてくれるとの事。
『君の同級生だよ?楽しみにしてて♪』
誰だろう…
期待に胸を膨らませ、待ち合わせの時間が来るのを待っていた。
そして、扉は開かれた。。。
挿入歌
→むかし私が愛した人/夏木マリ←
→むかし私が愛した人/夏木マリ←
扉の向こうから入ってきた女性に
僕は二度見してしまった。
それは、中学時代、
巷でマドンナと呼ばれていた子だった。
彼女も僕に気付き、
『こーだい??』
と一言。
当時、こーだいと呼んでいたかどうかは定かではないが
今となってはそんな事はどうでもいい。
なにしろ10数年ぶりの再会。
しかもマンモス校だった僕らの学校は
40人編成の11クラス。
合計460人もいるのだから、
話した記憶があるかどうかもわからない人間が
山のようにいる。
名前も思いだせないクラスメイトは
何人いるのだろう…
しかし、僕は覚えている。
マドンナはみんなの人気者だった。
ちょっと栗色のロングヘアー。
真ん丸としたぱっちり二重な目。
目の下のホクロ。
当時、陸上部だったマドンナ。
野球部だった僕。
隣同士のグラウンド。
ボールが飛んで行くのが楽しみで、
みんなの憧れだったマドンナに
ボールを返してもらうのは誰だ!なんて
くだらないことに必死だった。
マドンナに会った瞬間、
そんな昔の記憶が一気にフラッシュバックした。
もちろん、マドンナは自分がマドンナと呼ばれていたことは
知らないだろう。
そんなマドンナが、
ビールとトマトジュースのカクテル、
『レッドアイ』をオーダーした。

昔は給食の牛乳、残してたのに…
今はお酒飲めるんだ…
僕はそんな事を思った。
ちょっとの間、昔話に花を咲かせた頃だろうか。
レッドアイを飲みながらマドンナは思いがけない事を僕に告げた。
『そういえば昔、好きだったなぁ…』
何という事だ。
みんなの憧れのマドンナが僕に好意を??
もっと早く…
いや、当時、そんな事を言われていたら
僕は多くの仲間から非難されていたにちがいない。。
これでよかったのだ。
しかし…
これはいい事を聞いた。
今度、仲間に自慢してやろう。ニヤリ。。。
そんな今日はとても綺麗な満月だった。
~終~
Posted by コウダイ at
07:16
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